京介クンと不二子ちゃん。
「女帝」とかなんとか、気になることはいっぱいあるんですけど(笑)、「絶対可憐チルドレン」を読んでて、ちょっと不思議なことがあります。半世紀前、バベル創設までさかのぼることですけど。
それは、兵部京介は追われた(てゆか、捕まった)のに、なぜ蕾見不二子はバベル重鎮に納まってるのか、です。
もちろん、兵部は「史上最悪のエスパー犯罪者」だから、追われて当然って感じではあるんだけど、それは何度か描かれているように、「信じて裏切られたから」ですよね。それもきっと、なにか普通じゃない裏切られ方をしたのでしょう(そのへん、ぼちぼち表に出てきつつあるけど)。
不思議なのは、同僚であり、かつ同じくらい強力なエスパーである不二子は、ノーマルの側に留まっている、ということです。
以前は、強力なエスパーであるがゆえに疎まれた(怖がられた)んだろう、くらいに(わりと安直に)考えてたんだけど、不二子ちゃんが出てきてみると、別に普通に共存してるやん、と思えてくるんです。
不二子はだいじょうぶだったのに、兵部は裏切られなければならなかったもの。それって、なんなの? そこがすごく不思議、というか不可解です。
初登場時に不二子が言っていた「(兵部が見ている)手の届かない未来」ってのが、それなのかもしれないと思ったりするのですが、さて、どうでしょう?
以下、まだまだクソ長いので(笑)、残りは「続きを読む」にてどぞー。