| gallery | gallery2 | stories | data | links | about | bbs | mail form |

サスケ部屋mk2

――だらだらお絵描き。
<< January 2007 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

>>漫画家vs編集者。

漫画家と編集者の闘いについて、ちょっとおもしろい話が聞けましたので、やや時期が過ぎていますが、ご紹介します。

>> アクセス: M2スペシャル・宮崎哲弥+宮台真司+渡辺真理・12月29日(金)

TBSラジオでやってるバトルトークラジオ「アクセス」の、昨年12/29放送分(のコーナー)です。評論家・宮崎哲弥さん、社会学者・宮台真司さん、それに、司会の渡辺真理さんによる対談が、音声で配信されています。

前段部分では音楽(J-POP)関連の話をしています(というか、それが本題)。
で、漫画に関係するのは、(コミュニケーション/ぶつかり合いが必要な)「バンド」が衰退し、(独りよがりでも大丈夫な)「打ち込み」が多くなってきたよね、みたいな話に続いての部分。やや長めに文字に起こして引用してみます(8分すぎ)。

なんかサスケの脳には難しー部分もあるので、誤字/誤変換があったらすみません。また、カギカッコの付け方も、発言の意図とは異なる部分があるかもしれません。ご了承ください。

宮台「漫画ってのはもともと、東京六大学――東大・早稲田・慶応を出たようなエリート編集者と、ちょっと頭の狂った漫画家がですね、コラボレーションするわけですよ。
ちょっと頭が狂った漫画家を、編集者がですね――本読みの編集者が、たくさん本を読んできたその経験を元にして、こう枠にはめるわけですね。
しかし、枠にはまろうとしないようなエネルギーとぶつかり合うことによって、コラボレーションが成り立つわけだけども――」

渡辺「そこで、『作品』が『商品』になるということですね」

宮台「はい。ところが、最近の編集者の悩みはね、『ちょっと狂った』書き手を見つけ出すのが難しい、と。狂ってる場合には、『ほとんど狂ってる』っていうですね……、えー、あの、NGワードを今言いそうになって、トートロジーになってしまいましたけども……(笑)、『ホントに頭のおかしい人』になってしまう。そうなると、コラボはできないわけですよね」

宮崎「それはなに? 狂気の狂度が強くなったってこと?」

――(中略)――

宮崎「でも、別の可能性もあるよね。つまり、編集者の方がコミュニケーション能力がなくなっている……」

宮台「あ、それはあり得ます」

宮崎「でしょ?」

宮台「つまり、僕ら――いちおう社会科学を専門にしている立場から言うと、全体的に社会がいわゆるエクスクルージヴ(exclusive)、つまり、閉鎖的/排除的になっている。そうすると、コミュニケーションは各場所で『島宇宙化』しやすいし、各個人の内面も閉ざされやすく、コミュニケーションが行われてるように見えても、基本的には、ある種通り一遍の、場をやり過ごすだけのものになりがちだ、ということはありますね」

宮崎「だって、昔の名漫画編集者って何人もお会いしたけど、その人たち自体が、ちょっと狂ってるような人が多いじゃないですか。やっぱそういう人が……。今のエリート、東大とか京大とかをお出になって一流出版社に入られた方っていうのは、漫画雑誌の担当になっても、あんまり変わんないんだよね」

宮台「まぁ、そうですね」

宮崎「あんな風に狂っていかない。『仕事の中で狂っていく』ってあるわけですよ。そういうことって、ないでしょう」

宮台「あり得ますね。ホントにおっしゃる通りで、その話を掘り下げると、今日は教育問題の話になってしまうのですけど」

というところで、また音楽の話に戻っていきます。ここでの、音楽の「着うた化」(コミュニケーション・ツール化)も、なかなか興味深いですけど。

まぁ、全体的に、先鋭化させることで主張を明確にする、みたいな要素も多分にありますし(別の部分で「自分の嗜好は、ちょっと脇に置く」とも言われてる)、必ずしも賛成できる部分ばっかりでもないですけど。年長者の繰り言みたいな側面が、ちょっと強すぎる気もしますし(他の部分も)。

ただ、興味深いなーとは思いました。傾聴に値するというか。そのまま受け取る必要は全然ないと思うけど、どっかで心に留めといてもいいかもしれません。

てゆか、どっかで聞いたような話でしょ?(笑)


これは、ラジオ番組ですが、ポッドキャストとして配信されています。データ的には通常のMP3ファイルなので、たいていのパソコン環境で聞くことができるでしょう(ただし、10MBくらいありますので、ブロードバンド推奨)。

また、この12/29分の「バトルトーク」は、年末スペシャルとして行われたもので、続編も順次公開されていってます。

>> アクセス: M2スペシャル第2弾
>> アクセス: M2スペシャル第3弾

できれば、実際に皆さんの耳で確認してください。是非ぜひ。

comments (0) : trackbacks (0) : 00:04

>>クナイ伝/熱血たばさ号。

末摘事変の動揺さめやらぬ週刊少年サンデー第8号ですが(事変ゆーな)、発売前から個人的に注目してた漫画があります。それは、

クナイ伝」(緒里たばさ・作)

緒里たばさ(いおり・たばさ)さんの、週刊誌デビュー作。前の作品は、増刊に出てたりしてますね。絵的な、特にキャラクターの完成度は、非常に高いです。てゆか、すごい。

その完成度の一端は、こちらで伺うことができます。

>> 熱血たばさ号

熱血たばさ号ナニがすごいって、日々更新されまくる日記(Blog)のページが、それはもうモノすごい!

1月だけで、もう21回も更新されてて(26日現在)、そのほとんどにイラストが添えられています。それも、カラーあり、ネタありで充実しまくりです。上手いなぁ、というのももちろんあるけど、描くのが好きなんだなぁ、と思わされますね。

2007/01/07分では、サンデー表使用のカラー原稿の元絵も見られます。あと、1/25分では、本誌でつぶれちゃったという絵が見られますね(本文に仕込んであって気づきにくいので、注意)。どっちも美しいです。必見。

細やかな絵は雑誌ではつぶれがちだけど、単行本ならもうちょいマシだと思うので、早く単行本化されるといいですねー(ホンマに)。


緒里たばささんは、「一番湯のカナタ」のあたりで、椎名高志先生のアシスタントをされてたと記憶しています(どっちのサイトにもそれっぽい記述がないので、ちょっと不安になってきましたが、漫画博士のSS作家・ライスさんに聞いたので、だいじょうぶでしょう(笑))。

もちろん、それだけが理由じゃないけど、すごく期待できる人だと思います。これからも、何回も何回でも見たい。がんばってほしいですねー。

comments (0) : trackbacks (0) : 15:03

>>椎名高志、189日目の逆襲。

もうネットでは大反響ですが、絶対可憐チルドレン 73rd sense.「スキャンダルの館(2)」は、恐ろしい……実に恐ろしい話でした。その中心にいるのは、末摘花枝さんです。どういうことなのかは、ここでは書かずにおきますが……、

花枝――恐ろしい子!!(白目)

という不二子管理官の言葉には、万感の思いが隠されていたようです。

でもね、ここで考えずにはいられないのです。


末摘さんの登場は「いつか王子様が(1)」(2006年第31号・単行本6巻収録)です。最後に登場したのは、第33号掲載分。これは2006/07/19発売ですから、ちょうど半年、日数にして189日も前のことになります。

はっきり言えば、チョイ役のゲスト・キャラだと思ってました。それはいいとしても(再登場は嬉しいし)、こんな秘密が隠されているなんて、思いもよりませんでした。

前号のメイド役やM属性くらいなら、付加要素としてもアリでしょう。しかし、今回の正体バラシみたいなのは、ちょっと要素として大きすぎる感じがしますし、なにより引っ張り過ぎです。

さて、ここで、「いつか王子様が(3)」執筆当時の、椎名先生の言葉をひもといてみましょう。

>> 完成原稿速報060707

実は現在まだ最後のページをどうするかをめぐって担当とのカケヒキが続いてます。2バージョンのオチを描いて仕上げてあって、担当とワタシの主張が真っ向から対立してる状態です。没になった方はあとで公開しますね(笑)。なんなら投票で単行本収録の際どっちにするのかを決めるのもオモシロイ…かな?

このときの「あとで公開しますね」という言葉は果たされずにいましたので、「没になった方」というのは、ずっと謎のまま過ぎていました。単行本には収録されず、サイトでも公開されず。が、もしかして、今回のコレこそが、その没バージョンだったとしたら……。

椎名先生は、連載でシリアスな展開を積み重ねながら、実に189日にわたって「担当とワタシの主張が真っ向から対立」した展開の秘密を、ずっと隠し持ち続けていたのです。つまり、たとえ担当さんが変わろうとも、椎名先生と担当さんの綱引きは、まだまだ終わることはないのです。

椎名高志――恐ろしい人!(白目)

まぁ、それだけのネタですけど。


末摘さんについて書きすぎたので、他のことが書けなくなってしまいました。愛おしさが増す一方の初音ちゃん、鬱積した日々を感じさせる朧さんの酒癖、ヨゴレが似合いすぎるナオミさん、壊れかけのレイディオな紫穂、実は何も解決されていない皆本の恋バナ……触れたいことは山盛りあるというのに。

花枝――恐ろしい子!!(白目)

しょうがないので、私的に特に注目する扉絵についてだけ、触れておくことにします。これだけは、外せない。

73rd sense. 扉絵タイトル文字の「対可」のあたりにご注目ください。ザ・ダブルフェイスの外ハネさん・常磐奈津子の胸があります。見たところ……タオルもなさそうであります。単行本化にあたっては、タイトル文字も外されるはず。

先生……信じてますよっ!


comments (5) : trackbacks (0) : 22:59

>>じうまん。

10万、ありがとうございます。昨日になるんでしょうか、サスケ部屋は10万アクセスをいただいたようです。

あ、あ、ありがとうございますううぅぅ。

思えば、当初は画像倉庫代わりに使ってて、「単なる倉庫じゃ、アカウント削除対象かもなぁ」とビビって日記をつけ始めたという、まぁグダグダなスタートでした。

あれから、4年3ヶ月ほどで10万。カウンターの種類を何度も変えてるし(飛んだり動かなかったりで)、サイトの形態も変わってるし、移転までしていますから、あんまり正確な数字じゃないとは思うんだけど、なんとなく達成感がありますねー。

グダグダとスタートしただけに、こんなに続けるつもりもなかったし、Blog化なんか考えたこともなかったし、1年以上休んだこともあるし、ましてや、小説をいただけるなんて思いもよらなかったし。なんだか感慨めいたものもあります。

といっても、基本的には特に代わり映えもせず、今後も絶チルやGS美神について、うだうだ語ったりお絵描きしたりするだけですけど(笑)。

今後ともよろしくお願いいたします。

comments (2) : trackbacks (0) : 00:17

>>アナザー猫メドさん。

猫メドさん。「GS美神」メドーサ様……のはず。マリアのあんてなPlusの画像掲示板に投稿。

んーと、実はコレ、こないだ公開したちくわぶさん・作のSS「指名する度胸はあるのかい?」の挿絵のボツネタなのであります。そんなもん、他人様のサイトに投稿すんなよって感じですけど。以下、言い訳(笑)。

没ネタといっても、没にしたのはラフ段階です。どういうことかっていうと。

「指名する度胸はあるのかい?」は猫メドさんの話ですので、クロッキー帳に猫メドさんをアレコレ描いてました。たいていはロクでもない絵なのですが、この絵はまぁまぁイケるかな?と思ったんですよね。

サスケは、デッサン力とか全然なので、ある程度アタリがついてからが長くかかります。特に線画の段階が長いことかかるんです。なので、これも「イケるかな?」と思ってから、描いて直して描いて直してを繰り返し、どうにか形になってきたとこで、ふと気づいたのです。

これって、1枚目とポーズが一緒やん!(笑)

まぁ、ちょっとは違いますが、ちょっとですしね(笑)。あんまり連続して似たようなのを挿絵にしても、しょうがないですから、あえなくボツに。

てなわけで、別の絵を仕上げてSSを公開したんですけど(なので、ちくわぶさんにいただいてから、えらい遅くなりました。ごめんねー)、やっぱり貧乏性なもので、没にしたやつにも色をつけて、投稿イラストをでっち上げたというワケです。

以上、言い訳になったかしら。……なってないか(´・ω・`)

comments (2) : trackbacks (1) : 03:55

>>引っ越し葵さん。

葵

galleryのページに、絶対可憐チルドレン・野上葵を追加しました。

これは、サイトの移転の際に案内に使ったものです。移転前のサイトには「お引っ越し♪」、移転先には「ようお越し♪」と、それぞれ文字を入れたものを置きました。

移転前のバージョンは、10秒でページがジャンプする設定にしていますので、あまりちゃんと見れなかったかもしれません。よければこの機会に、ご覧になってくださいまし。……文字が違うだけですけども(笑)。


comments (0) : trackbacks (0) : 19:43

>>Serene Bach ver 2.09R。

書き忘れてましたが、移転する際に、サスケ部屋で利用させていただいているBlogスクリプト・Serene Bachを、2.09Rにアップデートしています。以下、備忘録的に。

久々に登場した(末尾にRのついた)正式バージョンとなる2.09Rでは、様々な点が改善/変更されていますが、中でも「クロスサイトスクリプティングの脆弱性」が修正されたとのこと。……といっても、よくわかんないので(笑)、調べてみました。

>> 1-2. クロスサイトスクリプティング

このページによれば、「クロスサイトスクリプティング脆弱性」とは、

Webサイトを閲覧するだけで,ユーザの個人情報が盗み出されたり,コンピュータ上のファイルが破壊されたり,バックドアが仕掛けられたり,といったさまざまな被害を引き起こすセキュリティ問題である。

うーん、やっぱりよくわかりませんが(笑)、なんか怖そうです。けっこう前から指摘されている脆弱性ではあるみたいですが、サスケが自力で対応することなど不可能ですので、対応していただけるのはありがたいことですねー。


それと、前バージョン・2.08Dから、コメント受付の仕様が変更されているようです。これは、スパム対策の一環としての措置だそうですが、テンプレートの記述の仕方によっては、コメントが受け付けられない現象が発生するとのこと。

サスケ部屋では、自分で作ったテンプレを使っていますが、(単なる偶然ですが・笑)この問題は発生しませんでした。よかったよかった。

- : trackbacks (0) : 10:40
1 2 >>