曲げられるフルカラー有機ELディスプレイ。
ソニーが、曲げられるフルカラー有機ELディスプレイを開発したそうです。
>> ソニー、曲げられるフルカラー有機ELディスプレイを開発
構造上の特徴などについては、リンク先をご覧ください。サスケの脳みそでは、あまり理解できませんけど(笑)。なんにせよ、これは以前も紹介した有機ELディスプレイの将来におけるバリエーションのひとつですね。
このページは「紙のように薄くて曲げられるディスプレイ」への取り組みの、2004年ごろの見通しについて書かれたものですが、今回のソニーの発表で、その実現に向けて着実に動いてるのがわかりますよね。
ついでに、今年2月の記事ですが、こんなのも紹介しておきますね。
>> 折りたたみ電子ブックリーダReadius - Engadget Japanese
これは、ディスプレイはモノクロだと思いますが、実際に製品化に向けて動いているものです。この段階では試作品として展示されているだけですが、文中では「登場は今年後半を予定」とされてますね。楽しみであります。
さてさて、これらのプロジェクトで思い出すのは、(前にもちょろっと書きましたけど)絶対可憐チルドレン「とっておきの日(1)」でちらっと描かれていた、未来(2020年)の新聞です(サンデー21・22号掲載)。
この新聞の「ニューヨークでエスパー暴動」という記事には、動画プレイヤーらしきものが仕込まれていますが、これは決して荒唐無稽なものではなく、2020年であれば十分現実味のあるものだということが、上記の記事で伺えると思います。
椎名高志センセは、その気になれば「一番湯のカナタ」で見られたような、いろいろと凝った荒唐無稽なメカも造り出せる人ですよね。でも、絶チルでは、超能力以外の部分は意外なほど抑えめ。
超能力に関するものは、ECM(超能力対抗装置)やブラスター「エスパー・ハンター」といった架空の機器も出てきますが、それ以外ではほとんどが現実に即したものになっています。そのあたりは、未来予想図においても変わらない、ということでしょうか。
サイコキノでどっか〜ん!みたいな部分を際立たせながらも、一方では現実味を失わない配慮をしている。そのへんにも、絶チルの世界観、あるいは、込められたメッセージみたいなのが伺えるような気がして、興味深いトコじゃないかと思っています。