絶対可憐チルドレン「面影」も、もう3話目まできました。キャリーさんが可愛くて可愛くて可愛くて、ホントもう、た、た、たまらんですね。
もうちょっと後で書こうと思ってたんですが、完成原稿速報を見ると「面影」編はまだ2話くらいは続くようですし、このへんで、愛しのキャリーさんについて気になってることを、ちょろっと書いておきます。
まぁ、わかりきったことばっかりですが(笑)、メモとして。
現在の皆本を訪ねてきたキャロラインさんから幽霊っぽく分離(?)したキャリー(以下「今キャリー」)と、過去の大学時代のキャリー(以下「昔キャリー」)は、いろんな部分で違ってます。全然同一人物っぽくない気がする。むしろ、単なるそっくりさんみたいにさえ見えます。
まず、皆本への呼び名が違います。「今キャリー」は皆本のことを「ミナモト」と呼んでいました。一方、「昔キャリー」は「コーイチ」と呼んでいます。なんか変ですよね。
また、今週の「面影(3)」では、内面もどんどん成長して皆本に追いついた「昔キャリー」だったのに、さらに年月を経たはずの「今キャリー」は言葉もたどたどしく、幼い子どもに戻っちゃってます。
さらに、「昔キャリー」は普通の人間っぽい(浮いたりしてるのは、超能力者だからだと推測)のに、「今キャリー」は、姿が透けて見えたりして幽霊っぽい。
幽霊っぽいといえば、ここまでのところ「今キャリー」は皆本にはいっさい触れていません。チューしたりはしてますが、持ち上げたり殴ったりといった、物理的な影響を与えるようなことはしてはいません。チューにしても、唇がちゃんと触れたかどうかはわからないわけだし。
気絶した皆本を抱きかかえているように見えるシーンも、よく見ると、キャリーは手のところに超能力を発生させています。つまり、サイコキネシスかなんかで持ち上げてる、という感じなのでしょう(ヒーリングという可能性もあるけど)。
ま、そもそも、ザ・ダブルフェイスの奈津子さんによって、「実体がないわ!」と言われてるワケですから、今さらですけども。
だからといって、キャリーが元から実体がなかったかと言えば、そうではないですよね。「昔キャリー」は、皆本の髪を引っ張ったり、ボーリングの球を持ったりしています。当時は肉体を持ってたわけですよね。
とまぁ、いろいろと提示されてる違いは、どういう意味を持ってくるのでしょうか。単純に考えれば、キャロラインとの融合、みたいなことかもしれないけど、知性の後退(?)みたいな現象を思うと、一筋縄ではいかないような感じも。
とかなんとか、今昔キャリーの違いを思うと、一番最初の「面影(1)」で言った、キャロラインさんの言葉が、ここへきてすごく気になってくるんですよね。
もう一度だけ、「キャリー」に会ってあげて欲しいの。
そんな重要っぽいこと言いながら、以降は意識を失ってしまうキャロラインさん。なにげに可哀想な気もしますw
それはいいとして(いいの?)、「もう一度だけ」というのは、えらく気になる言葉ですね。コメリカだったり月へ行ったり、距離は遠く離れた皆本とキャロラインだけど、別に、永遠の別れってわけでもない。なのに「もう一度だけ」。なんででしょうね。
なんかこー、悲劇めいた予感がしなくもないんだけど……(ちょっとワクワクしつつも)。
そんな予感の一方で気になるのは、賢木センセがえらく軽いことです。まぁ、皆本を気絶させたりしたのはいいとして(いいの?)、「スキャンダルの館」編での
あ――、俺ちょっと知ってますよ。
というセリフも、えらくあっさりしてましたし、今回も、不真面目とまでは言えないにしても、むしろ嬉しげに語ってるような感じ。過去の皆本とキャリーにすごい悲劇があったのなら、そんな風には言えない気がします。
そんな賢木センセのおかげで、あまりにも悲劇的な想像は回避できてる(できてしまう?)んですけど。さてさて、今後の展開はどうなるでしょうねー。
とまぁ、相変わらず結論めいたことも出せませんし、予想なんかをするつもりもありませんが、気になってることをバラ撒きつつ、今回もおわります。……あーもー、絵を描きたい〜。