椎名作品に盛り込まれるパロディには慣れてるつもりだったんだけど、絶対可憐チルドレン・141st sense.「スクール・デイズ(2)」は、あまりのパロディ満載っぷりにちょっとクラクラしましたw ブログを拝見するにつけ、椎名センセのスケジュールは超ヤバイ感じですが、どっかでスイッチが入っちゃったんでしょうか?w
というわけで、感想らしい感想にはまったくなってませんが、メモ的にだらだらと。
●織田信長ってどんな人?
「さぷりめんと」に出てくる織田信長のイメージは、漫画「MISTER ジパング」(著:椎名高志)の「殿」です。椎名ファンなら当然気づいてるはず。……みんな気づいた……よ……ね? ね?
●エスパーは運動不足になりがちだけど、薫ちゃんは違うみたい。
その「運動不足になりがちなエスパー」は、紫穂の向かいで呑気にジュースなんか飲んでます(参考文献:絶チル12巻・7th sense. さぷりめんと)
●ここか!? ここがええのんか!?
たぶん、笑福亭鶴光のギャグが元ネタ(鶴光師匠のギャグは、正確には「ええか? ええのんか? 最高か〜?」)。
ちなみに、鶴光師匠が深夜ラジオ「オールナイトニッポン」のパーソナリティで一世を風靡した70〜80年代あたりは、ちょうど椎名センセが受験生だった時代と重なっています。きっと聞いてたはず? また、同時期に関西ローカルのラジオ「MBSヤングタウン」でもパーソナリティをやっており、そちらでは「ええかええかのテーマ」という歌までリリースされました(未CD化)。
●そっちか、ミナ○ちゃんは!!
後で出てくる「きれいでしょ? …でも、死んでるのよ?」と合わせて、漫画「タッチ」(著:あだち充)が元ネタ。「タッチ」ネタは13巻・2ndの「さぷりめんと」でも、末摘さんがやってます。
●くろまて
相手チームの強打者は、昔懐かしいファミコンの「プロ野球ファミリースタジアム」(ナムコ)のキャラです。ただ、ここはやはり「エキサイティングベースボール」(コナミ)のキャラを持ってくるべきだったのでは?(提供的にw)
●あとのことはいいから! お前の一番いいタマ投げろ――!
お前の投げるタマなら、誰も文句ねえから――!
東野クンの熱い台詞は漫画「おおきく振りかぶって」が元ネタ。
椎名センセと「おお振り」って正直あんまりイメージ的に結びつかないんだけど、アニメ版の「おおきく振りかぶって」では、主役格のキャッチャー阿部クンを、皆本と同じく中村悠一さんが演じています。
また、「お前の一番いいタマ投げろ」と叫んだキャプテン花井クンの声は、ドクター賢木と同じ谷山紀章さん。だから賢木が「名ゼリフーキタコレ!」などと感涙してるというワケでしょうw
●絶望した――っ!
まぁ、説明はいらないですよねw いちおう書いとくと、漫画「さよなら絶望先生」(著:久米田康治)。3月頃だったか、絶望先生に「糸色チル」が登場したこともありましたね。
失格を宣言してるのは「普通の人々」っぽいですけど、なんだかもはや懐かしい感じですねぇ。パンドラや黒い幽霊など、強力かつ魅力的な敵でいっぱいの今、彼らに再浮上の目はあるのでしょうか?
ただ、バトル的な敵じゃなく、今回みたいな社会全体が相手の話だと、「普通の人々」が出てくる可能性もある……かなぁ……どうかなぁ(投げっぱなし)。
●キキキキッ、ガン!
飛行機が空中で急ブレーキかけるなよw というネタ。
●君はバカかネ?
微妙なトコだけど、たぶんアニメ「宇宙戦艦ヤマト」のデスラー総統の台詞が元ネタ……かなぁ。
●あ、「ダブルフェイス」! 現場出動するようになったんやな。
アニメではたびたび現場に出ているダブルフェイスだけど、原作ではここまで受付に専念してたみたいですね。後輩ができたことで、ようやく現場に出てくることができるようになった、とのことですけど……。
意地悪く見れば、所持品検査などを兼ねた重要な受付業務をほっぽり出して、ほいほい現場に出まくってるアニメ版を牽制してる、なんて見方もできなくはない……ですか?
あるいは、アニメでの活躍を真似しようとしたけど、いきなりだとアレだから、「後輩ができた」という言い訳を編み出した、ということかも?
さー正解はどっちかなーw(別にどっちでもないんじゃ?)
にしても、ダブルフェイスの後輩の「若くて可愛いだけの役立たずなコたち」というのは、薫の好みにジャストミートっぽいですねw(参考文献・絶チル13巻・3rd sense. さぷりめんと) 本編にも登場する機会はあるかなー?
1コマだけ出てきた雲居悠理ちゃんの表情が、実に微妙で気になるなーとか。陸上部の先生、美人だなー、ばんばん出てほしいなー、でも小学校の先生も美人だったのにあまり出なかったなーとか。他にもいろいろ感想はあるんだけど、どっちみち大した内容でもないので、これで終わりますw
てゆか、もう3時じゃん……。