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サスケ部屋mk2

――だらだらお絵描き。
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>>「絶対可憐ワイルド・キャット」感想みたいなの。

絶対可憐チルドレン・乾杯ほたるさん絶対可憐チルドレン「絶対可憐ワイルド・キャット」も一段落しましたので、遅ればせながら感想のような考察のようなものを、ぐだぐだ書きなぐります。

あ、落書きは本文とはまったく関係ありません。夜遊び大好き・野分ほたるさん(開き直ってきた)。ホンマにただの落書きですけど。

●ナオミちゃんは高校生。

いきなりですが、よくわからんのですよね、ナオミちゃんが高校生だっていうのが。今回は、これを中心にうだうだ書きますね。

ザ・チルドレンの三人は、小学校に通うのにものすごい苦労しましたよね。事前にロボットでシミュレーションを重ねたり、編入後も皆本がこっそり監視したりと、えらい騒ぎでした(2巻)。

たしかにザ・チルドレンは希少かつ強力な超度7ですが、一般人から見れば、超度6でも十分怖いはず。
ザ・チルドレン就学にあたって、桐壺局長はこんなこと言ってます。

「万一、事故がおきでもしたら、教育省はエスパーの受け入れをますますしぶるようになるだろう。
だが、強力なパワーを持つ者が、一般社会から離れて育つことの方がより危険なのだ!
『チルドレン就学計画』には国の……いや、世界の未来がかかっておる!」

もちろん、性格に難があるので(特に薫が)、よい子のナオミとは単純には比べられないけれど、この言葉には、個々のエスパーの性格というよりは、エスパー全体とノーマル全体での格差/偏見みたいなのが、背景に感じられます。

そのあたりに、矛盾とまでは言えませんが、違和感のようなものを感じなくもありませんでした。

ただ、19号「絶対可憐ワイルド・キャット(2)」では、ナオミは空を飛ぶ前に周りを見回したりしています。
このへんを見ると、ザ・チルドレンと同じように超度を偽って学生生活を送ってる、という見方もできますから(テレポートじゃないんだから、飛行中の姿が見えちゃうよなぁ、とか思わなくもないけど)、描かれてない部分でいろいろあるのかもしれませんけども。

エスパーの学校生活という意味では、(ミニスカがよく似合う)ドクター賢木も高学歴です。
が、彼はESP検査をきっかけに超能力が発覚したようですし(8巻・9th)(そーいや、何歳のときに能力が顕在化したんでしょうね?)、性格的にも上手くやってけそうな感じでもあります。

それでも、大学教授とアレコレあった背景に、超能力の存在を感じなくもありません。子どもの頃に留学してしまった皆本に対して、

「俺は最後まで、ああいう連中の中でぐだぐだやってきたんだ」

てなこと言ってますし。

絶チルという作品世界は、ザ・チルドレンを筆頭に、ワイルド・キャットもザ・ハウンドも、あるいはパンドラの澪なんかも、若いというよりは幼いキャラが中心なだけに、彼らの社会生活、とりわけ学校生活は、けっこう気になってしまうんですよね。

あんまし結論めいたことも出せませんが、とりあえず思いついたことを書いときましたって感じ。


以下、おまけー。

●「信じて悪いか!? 人を信じるのは悪いことかっ!?」

今回のエピソードで一番印象に残る台詞ですよね。いや、すごいいい台詞なんだけど……。

もともと、この潜入捜査(?)は、万引き中学生の訴えを「信じた」からやってるんですよね。犯罪である万引きにも、ちゃんと理由があったんだ! みたいな。

でも、暴走族の言うことを「信じて」しまったら、その万引き中学生の訴えは「信じる」に足りないものになってしまうような気がします。ショック受けるとしたら、そっちじゃないの? 少なくとも、どっちを信じるべきか、という方向に行かないと、事件は解決しませんよね、普通は。

結果的には、暴走族(犯人の一人を除いて)の言ったことも万引き中学生の訴えも、どちらも嘘ではなかったので、よかったですけど。

でもまぁ、ナオミはまだ高校生ですし、こういうのをバリバリ解決したら、逆に将来が不安になるかもしれません。それに、「にこっ」の威力で解決するのは、やっぱり素敵ですしね。

……「禁断の女帝」は、小学生でもバリバリですけども(笑)。

●谷崎さんはカッコいいよね? ね?

今回の谷崎さん、暴走族の巣窟にバイクでばばーんと飛び込んできました。カッコいい!

でもやっぱり、もう一年近く前になる「完成原稿速報060609」の呪いの言葉が、今回も活きてました。

仮にバトル超展開になったとして、仲間の危地を救うため、かっこよく捨て石になったとしても、ナオミがあのオッサンに男性として惹かれることはありえねえって気が。

今回は「私をそんな風に育ててくれたことだけは感謝してたのに……!」という、泣かせる台詞まで飛び出しつつ、やっぱり谷崎さんは谷崎さんでした。嗚呼。

……おいしいなぁ(笑)。


追記。書き忘れちゃった。大したこっちゃないけど。

●差し出されるグラス。

ああいうシーンで、ああいう面相の人たちに飲み物を出されたら、普通は眠り薬じゃない? 18禁なシーンは雑誌的にアレだとしても、アニメ「ルパン三世」第1話の峰不二子ちゃんみたく、こちょこちょ攻撃くらいあってもいいじゃん、衣装的に! なんて思ってしまった私は、汚れてしまったのでしょうか……。

……追記つっても、それだけなんですけど。

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