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サスケ部屋mk2

――だらだらお絵描き。
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>>来るか、椎名高志短編集&ネクサス!?

 取り上げるのが遅くなりましたが、椎名高志センセのブログ(12/13更新分)に、読み飛ばせない情報が書かれてますねー。

>> 新年一発目 :週刊少年サンデー08年06号: 完成原稿速報・ブログ版

短編集やネクサスなど、春から夏頃にかけてなんとかなると思いますんで、購入枠を組んでおいていただけると嬉しいです(笑)。

 またえらくさりげなく挟まった予告ですよね。もっとババーンと打ち上げたらいいと思うんだけど、このへんがセンセらしいっていうか……。
 ネクサスの単行本化の話って、前にも出たり消えたりしてたような気もしますが、とにかく、すごく楽しみですね。

 なわけで(?)、椎名センセの短編のうち、単行本未収録のものをまとめてみました。
 センセの短編って、なんとなくですが90年代と2000年代では作風が違うような気がしています(長編もそうかな?)。なので、意味あるかどうかわかりませんが、ブロックを分けてみますね。


●1990年代

 では、まず1990年代から。

  • 眠る牙」(サンデー・増刊号 1990年6月号)
  • フォワード」(サンデー・増刊号 1990年9月号)
  • 変身拳法ホルモン」(サンデー・増刊号 1994年10月号)
  • スーパーファミリー王国」(サンデー・増刊号 1995年3〜4月号)
  • ジパング!」(サンデー・増刊号 1996年6月号)

 ちょっと話がそれますが、先のサンデー2008年1号掲載の巻末コメントで、椎名センセは以下のように答えています。

質問「これまで漫画を描いてきた中で、描くのに苦労したモノはなんですか?」
回答「無理矢理スポーツもの描かされたことが。興味ないのに(笑)」

 これはおそらく、1990年の「フォワード」のことじゃないかと思われます。なんとなく唐突な話題って感じがしたのですが、もしかして、単行本化の前振りだったのかな?(考えすぎかも?)


●2000年代

 では、続いて2000年代を。

  • パンドラ」(サンデーGX 2003年4〜6月号)
  • Time Slipping Beauty」(アッパーズ 2003年21〜22号)
  • 蜘蛛巣姫」(アッパーズ 2004年19号)
  • GSホームズ 極楽大作戦・血を吸う探偵」(サンデーGX 2005年6月号)

  • ウルトラマンネクサス」(てれびくん 2004年12月号〜2005年8月号)
  • GS美神 トゥモロー・ネバー・ダイ!」(2005年1月発売 DVD-BOX特典)

 このうち「ネクサス」は、れっきとした連載作品で短編ではありませんから、単独で単行本になるでしょう。総ページ数がわからないので、場合によっては何かを巻末に持ってくるかもしれませんけど、無関係な作品よりは、設定集とか裏話的なオマケのほうが似合うでしょうね、たぶん。

 また、「トゥモロー・ネバー・ダイ!」も、DVD-BOXの特典だけにどうなるかなーって感じですね。個人的には、是非とも読みたい作品ですけど(DVD-BOXまでは手が出ない……)。


 ちょっと余談になりますが、椎名センセには、読切の短編自体、あまり描かれてない時期があります。今回の一覧だけではわかりづらいので、こちらを参照してみてください(椎名高志センセの足跡を、年代別に列挙したページです)。

>> 椎名高志クロニクル

乱破SS・氷雅さん(と妖岩くん) ヒット作「GS美神」の連載中も、意外なほどコンスタントに短編を描かれていた椎名センセですが、その後の「MISTERジパング」「一番湯のカナタ」の連載中には、一本も描いてません。
 つまり、「GSエミ 魔法無宿!」(サンデー・増刊号 1998年12月号)から「GSホームズ 極楽大作戦!」(GX 2003年1月号)まで、丸4年ほどの空白がありますね。

 まぁ、今の「絶対可憐チルドレン」の連載が始まってからも、短編は描かれてませんから、がむしゃらに描きまくる時期ではなくなった、というだけのことかもしれませんけど。

 先に描いたように、90年代とは作風が違うような気がしてるのですが、それは、こうして間隔が広く空いているためかもしれません。長いこと会う機会のなかった子供の成長にビビってしまうような(変なたとえ)。

 でも、椎名センセの短編は、ホントによく練られた完成度の高い作品ばかりですし、もっともっと読みたい気はします。まぁ、あんまり無理すると、倒れちゃうかもですけどw


 とまぁ、ついでのようにいい加減な話を挟みつつ紹介してきましたが、こうして並べてみると、単行本未収録作品ってけっこう残されてますよね。「ネクサス」を除いても、2〜3冊分くらいの分量はありそうです。

 このうちどのくらい単行本化されるのか、楽しみですよねー。刮目して待ちましょう。とりあえず、ブタさんの貯金箱を用意せねば!(今でもあるのかな?)


 最後にオマケ。たぶん、単行本には含まれないであろう、お遊びっぽい作品やイラストをリスト化しておきます。

●その他

  • GS美神うしとらギュッとね大作戦!」(1993年 週刊3・4号)
      ※藤田和日郎・河合克敏との合作
  • 鷹は舞い降りた・ブラックな人」(1994年 サンデー・増刊号1月号)
      ※「サムライスピリッツギャグ四番勝負」として
  • RED・Special Edition」(2004年 アッパーズ 21・最終号)
      ※村枝賢一作品のパロディ

●イラスト

  • ASTRO GIRL 脆腕伊号ちゃん」(2003年 アッパーズ 17号)
  • 尻子玉姉妹」(2004年 アッパーズ 13号)
  • ピッタリ密着二人三脚 〜もう離しませン〜」(2004年 アッパーズ 19号)
  • ラムちゃん」(2007年1月発売 新装版「うる星やつら」6巻収録)

 このへんも、また見てみたいんですけど、どうかなぁ。「椎名高志MOOK」みたいなの、企画してくれないかなー。無理かなーw

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