| gallery | gallery2 | stories | data | links | about | bbs | mail form |

サスケ部屋mk2

――だらだらお絵描き。
<< July 2007 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

>>SFオンライン(&椎名高志インタビュー)公開終了。

 ぼちぼち一昔前となりつつある90年代の終わり頃、「SFオンライン」というWeb雑誌がありました。更新が終わった後も公開は続けられていましたが、このたび、2007年6月28日をもって全サービスが終了していました。知らなかった……。

 椎名高志ファンとしては、こちらで公開されていた椎名センセのインタビューが非常に興味深かったです。水玉螢之丞さんによるインタビュー集「SFまんが道」の第5回目となるもので、1998年5月に公開された「SFオンライン 第15号」に収録されました。

GS美神・マリアさん このインタビュー当時というのは、「GS美神」がまさに佳境の時期です。
 単行本で言えば、30巻が出たばかり。捕虜になった横島クンがルシオラと夕陽を見たりします。サンデーの連載としては32巻あたり。アシュタロス編の前半の山場・南極決戦まっさかりです。インタビューの公開後、「甘い生活」を挟んで宇宙のタマゴへと突き進んでいく、といった感じ。もしかすると、椎名センセの歴史の中で一番熱かった頃かもしれないですね。
 ……という時代背景を踏まえつつ読むと、いろいろ「うむむー」と思わされたりします。

 また、ロボット少女のマリアを題材に語っている部分は、「SF者」としての椎名センセと「男の子」としての高志クンの狭間みたいなのが垣間見えて、「ほよよー」って感じがするかも。

 あるいは、当時から約9年を経た現在、「絶対可憐チルドレン」を眺めつつ椎名センセのSFマインドを再確認する、てな感じの楽しみ方も可能かもしれませんよね。

 とまぁ、非常に興味深いインタビュー、公開が終了したのは何とも残念です。


 えっと、以下、書くのをちょっと迷う部分もありますが、このインタビューは「Internet Archive」を利用して見ることはできるかも(状態が変わることがあるみたいで、保証はしませんけど)。

>> Internet Archive

 ここの「Web」欄(「Take Me Back」というボタンのあるところ)に、当時のURLを入れると、いくつかアーカイブが表示されます。白紙ページも散見されますが、私が試した中では2001年2月に取得したアーカイブで表示されました。URLはコレ。

http://www.so-net.ne.jp/SF-Online/no15_19980525/interview_Mizutama.html

 表示されるアーカイブは、ブラウザによっては文字化けしてるかもしれませんが(ウチのMacだと、SafariでもFirefoxでも化けちゃった)、エンコードを強制的に「日本語Shift_JIS」にすればだいじょうぶ(なはず……たぶん)。よければ、お試しください。

comments (2) : trackbacks (0) : 02:50
1