| gallery | gallery2 | stories | data | links | about | bbs | mail form |

サスケ部屋mk2

――だらだらお絵描き。
<< March 2024 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

>>この子はだあれ?

 絶対可憐チルドレン面影(2)」、キャリーさん可愛いですねー。た、たまらんっ! ……てな感じでめろめろになりつつも、こわいこともいろいろ考えてしまったので、またうだうだと書きマッスル。

●「あ、この子だ……?」

 幽霊っぽい感じのキャリーさんが、薫を見たときに発した「この子だ……?」という台詞、ちょっと気になります。

 なぜって、チルドレンとは初対面なはずのキャリーさんにとっての「この子」とは、今の(子供の)薫じゃなく、未来の「破壊の女王」を指してる気がしてしまうからです。そして、その言葉は、他のエピソードにもつながっていくかもしれませんよね。

 ちょっとさかのぼりますが、インパラヘン王国編の最後で、巫女マサラおばば様がこんなこと言ってます。

「そのコたちの方は、そんなんでホントに大丈夫なの、不二子ちゃん?
 こっちの予知能力(プレコグ)も、そのコたちの未来は心配してるのよ……!?」

 そこにかぶさるのは、「破壊の女王」のイメージ。さらにその裏では、兵部少佐が「伊 - 八號」の脳みそを使って、同じイメージを見つめています。つまりは、例の恐ろしい未来予想図は、案外いろんなところで察知されてる、ということかもしれませんよね。

 ただ、同じコメリカの「ザ・リバティーベルズ」(グリシャム大佐とか)や、インパラヘンのバトゥラ皇太子なんかは、それを危惧してるという気配を感じさせませんでした。

 考え過ぎなのか、それとも、裏ではいろんな綱引きがされていることを示唆してるのか。そんな感じで、ちょっと気になっています。

 なんかこわいですねー。

●ムチャな実験。

 回想の中で賢木センセが、コメリカが「ムチャな実験もやってる」「強制的に超能力を引き出したり」てなことを言ってます。

 なんかこわいですねー。

 前のエピソード「とっておきの日」で、未来の薫が「裏で普通人(ノーマル)たちが、エスパーに何をしてきたか」てなことを言ってました。また、新聞に載ってたエスパーの暴動というのも、コメリカのニューヨークです。賢木センセの言葉は、このあたりに連なってくるのでしょうか?

 なんかこわいですねー。

●産まれてすぐ恋人に?

 どうにも子供っぽい、というより赤ちゃんっぽいキャリーさん。前述の「ムチャな実験」で産まれたキャラのような感じがしないこともないですね。ま、それはいいんですけど(いいの?)。

 産まれたばかりの異能な存在が、主役級の男性に惚れてしまう。しかし、その男性には、物語上の不動のヒロインが存在する。――という状況で、私はある言葉を思い出さずにはいられません。

昼と夜の一瞬のすきま――。短い間しか見れないから……きれい……。

 なんかこわいですねー。……ちょっとこじつけっぽいですが(笑)。


 えーと、こわくなってきたので、以下、こわくないネタ。

●サイキック・コスチュームチェンジ。

 9巻収録の「ギフト・オブ・チルドレン」で登場した葵の技が、再登場しましたね。あらかじめ整えておいたコスチュームを、テレポートの応用で入れ替えて変身する技です。カッコいい〜。

 しかも、「Bの5」なんてバリエーションがささっと出せたりして、なにげに難易度がアップしてますね。また、たすきが装着済みになってたりするあたり、準備はけっこう大変そうかも。というか、たたんだ巫女服にたすきをかけたりしてる葵を想像すると、なんか健気で愛おしいです(笑)。

●皆本はんにお経を。

 幽霊から守るため、皆本の身体にお経を書こうとする葵。なるほど!と思いましたが(そう?)、薫が気になることを言ってますね。

「書かないとそこだけ持ってかれるんだよね!?」

 これはもちろん、「耳なし芳一」(小泉八雲など)をベースとしてるわけですが、その話の中で、芳一さんは「耳」しか取られてないのです。ということは、薫が心配してる「その部分」にも、和尚はちゃんとお経を書いてたということに……。やるな、和尚!

 どーでもいいけど、10歳にしてすらすらとお経を書ける葵は、さすが京都人と言ってしまっていいのでしょうか? 10歳にして大脳の構造を知悉してるっぽい紫穂も、すごいですけど。

●キュウウウン。

 キャリーの思念波を読もうとする野分ほたるさんのフォームが、エメリウム光線を発するウルトラセブンみたいで素敵です。

●喝采。

 賢木センセの回想で「あれは――」という台詞。そして、ページをめくると「3年前」。ここで、ちあきなおみさんが思い浮かんでしまうのは、サスケが老人会所属だからでしょうか?

 皆本は最後、動き始めた汽車に一人飛び乗るのかなぁ……。


 最後のふたつは、お若い方にはわかりにくかったでしょうか。などと思いつつ、いじょ〜。

comments (2) : trackbacks (0) : 01:33

>>希望に胸ふくらむ(Bくらい)センターカラー。

絶対可憐チルドレン・キャロラインさん絶対可憐チルドレンの新エピソード「面影」は、いろいろ見どころの多いスタートを切ってる気がします。そのへんを中心に、まただらだらと書きますね。

●待望の新シリーズ。

最初のページの煽り文句は「いよいよ今週から待望の新シリーズ突入!」でした。ほんで、話数を数えてみると、たぶん今週分から第11巻に収録分になります。センターカラーのタイミングや、エピソードの切り替え時期は、ちゃんと計算されてたみたいですよね。なんとなくリフレッシュした感じもあります。

あんまし関係ないかもしれませんが、椎名センセの代表作「GS美神」では、このあたりの巻数は、ちょうど「GS試験編」にあたります(9〜11巻)。このエピソードは、それまで単発エピソードが中心だったのが、メドーサや小竜姫といったキャラが再登場して連続性が強調されはじめたり、単なる荷物持ちだった横島クンが霊能力に目覚めたりと、かなり大きな分岐点になってました。

絶チルでも、前エピソード「とっておきの日」では、新たな未来予想図が示されたり、兵部や不二子たちの過去が出てきたりしています。今回も、皆本の元カノっぽいキャロライン嬢が出てきました。噂レベルではあるけれど、一部ではアニメ化の声も聞こえてきたりもしてますし、なんだか大きな動きを感じさせますよね。

いろんな意味で「待望」の回になってる気がしています。なってたらいいな。

●80のB。

今回初登場のキャロライン嬢のサイズは、薫によれば「80のB」。EやGのダブルフェイスですら「関脇」に甘んじる絶チル世界では、せいぜい「十両」(ようやく給料が出るレベル)といったところでしょう。ふっ、大したこたないな。

でも、それが皆本の元カノであれば、話は変わってきます。

なぜって、元カノが「十両」ってことは皆本は「番付」にはこだわらない、ということですから。いや、むしろもっと進んで、皆本には「ひんにぅ属性」があるということになる、という分析は成立しないでしょうか。これが成立するならば、元カノとは切れてるという前提の元ですが、

葵、ビッグ・チャンス到来!

あ、でも、てことは、薫、大ピンチ!? もっと言えば、不二子ちゃんの計画も大ピンチということに?

人類滅亡の序曲は、キャロライン嬢の胸元で奏でられているのかもしれません。どきどき♪

●罰掃除。

暴走して水槽を破壊したザ・チルドレンに対して、初めて罰が与えられました。

数億円の損害に対して便所掃除とは甘いけど、これまで罰といえば、朧さんの「めっ!」とか皆本の説教くらいだったので、段違いの進歩ではあります。これも「進級」の描写なのでしょうか。

ま、ただ単に、キャロライン嬢から隔離しただけ、という気もしますけど。

どーでもいいけど、わざわざ水槽を破壊しなくても、葵がヒュパ!っとやればよかっただけなのではないかと思いました。

●薫と紫穂の連携プレー。

ちょっと細かいですが、賢木センセからキャロラインの情報を透視する紫穂の横に、薫がいますね。で、手のひらが、こっち向いてます。なんだか不自然なポーズ?

これはたぶん、賢木の頭から直接透視させるべく、念動能力を使って紫穂を持ち上げてるんだと思います。つまり、地味に連携プレーをしてるんじゃないかと。

しょーもない部分にこだわってる感じがするかもしれませんが、こういう細かいトコが楽しかったりするんですよね、椎名作品は。

comments (4) : trackbacks (0) : 03:52

>>面影がいっぱい。

絶対可憐チルドレンの新たなエピソードのタイトルは「面影」。例によって元ネタを探したりしてるのですが、あまりにも普通のワードだけに、けっこう苦戦しています。

その過程でググってると、おもしろいのもいろいろありましたので、だらだらと書いてみます。

さらば碧き面影(ジャケットB)さらば碧き面影」ロードオブメジャー

これは、アニメ「メジャー 2nd Season」の主題歌です。当然ながら、原作はサンデー連載の「MAJOR(メジャー)」(作:満田拓也)。まぁ、同じ雑誌に載ってる作品だからというのも安易ですけど、絶チルも同じようにアニメ化されて、2nd Season、3rd Seasonと続いていくといいよね、みたいな。

面影の都面影の都」氷川きよし

2005年の曲。正直言うと、どんな歌だか全然知らないんですけど。椎名先生が「江戸浪狼伝」のネームの際、BGMとして杉良太郎「江戸の黒豹」を百万回は聞いた、というエピソードもありますので(参考「まんが家バックステージ Vol.7」)、演歌もイケる口なのかなぁ、みたいな。まぁ、そのエピソードは、演歌ファンというよりは時代劇ファンという感じですけど。

万葉集: 面影(おもかげ)

元ネタとはなんの関係もありませんが、万葉集の中から「面影」という単語が出てくる歌・14首が、ずらずらっと並べられたページです。そんな時代から、面影という言葉は生きてたんだなー、みたいな感慨があって、ちょっと面白かったので。

面影屋珈琲店

さらに元ネタとはなんの関係もありませんが、喫茶店のサイト。去年の3月にできたばっかりですね。まだ1年ちょいです。東京オペラシティにあるそうで、関西な私が行くことはまずないでしょうけど、内装が凝っててちょっとおもしろそうではあります。

面影橋駅(リンク先はウィキペディア)

どんどん元ネタとは関係なくなっていきますし、これまた関西な私には縁の薄いところですが、東京の都電荒川線には「面影橋駅」というのがあるそうですね。駅名の元は「面影橋」という橋なんだとか。まったく知りませんでした。なんだか美しくも物悲しい名前ですねー。

映画「面影」

これは知らない作品なのですが、鼎 元亨さんに挙げていただきました(絶チル備忘録の掲示板にて)。ハリウッドスターのクラーク・ゲーブルとキャロル・ロンバードのロマンスを再現した映画だそうです。シドニー・J・フューリー監督作品。

元ネタとして考えると、ヒロインのキャロルの名前の響き「キャロライン」に近いのと、クラーク・ゲーブルが「キング」と呼ばれていたのが、「キャリー」の原作者スティーブン・キングを思わせる、といったあたりかなぁ。

あと、何度も結婚したり浮き名を流したりしているクラーク・ゲーブルですが、もっともしあわせだったのがキャロルとの三度目の結婚生活だったそうです。でも、それはキャロルの事故死で悲劇的に終わってしまうことに。
……てなあたりを、皆本さんやキャロライン嬢にあてはめると、チルドレンの立場がなくなっちゃいそうですが(笑)、それはそれでアリな気もするかも。

これが本命かな、今んとこ。

comments (3) : trackbacks (0) : 12:38

>>曲げられるフルカラー有機ELディスプレイ。

ソニーが、曲げられるフルカラー有機ELディスプレイを開発したそうです。

>> ソニー、曲げられるフルカラー有機ELディスプレイを開発

構造上の特徴などについては、リンク先をご覧ください。サスケの脳みそでは、あまり理解できませんけど(笑)。なんにせよ、これは以前も紹介した有機ELディスプレイの将来におけるバリエーションのひとつですね。

>> よくわかる!技術解説 - 有機EL 関連プロジェクト

このページは「紙のように薄くて曲げられるディスプレイ」への取り組みの、2004年ごろの見通しについて書かれたものですが、今回のソニーの発表で、その実現に向けて着実に動いてるのがわかりますよね。

ついでに、今年2月の記事ですが、こんなのも紹介しておきますね。

>> 折りたたみ電子ブックリーダReadius - Engadget Japanese

これは、ディスプレイはモノクロだと思いますが、実際に製品化に向けて動いているものです。この段階では試作品として展示されているだけですが、文中では「登場は今年後半を予定」とされてますね。楽しみであります。


さてさて、これらのプロジェクトで思い出すのは、(前にもちょろっと書きましたけど)絶対可憐チルドレン「とっておきの日(1)」でちらっと描かれていた、未来(2020年)の新聞です(サンデー21・22号掲載)。

この新聞の「ニューヨークでエスパー暴動」という記事には、動画プレイヤーらしきものが仕込まれていますが、これは決して荒唐無稽なものではなく、2020年であれば十分現実味のあるものだということが、上記の記事で伺えると思います。

椎名高志センセは、その気になれば「一番湯のカナタ」で見られたような、いろいろと凝った荒唐無稽なメカも造り出せる人ですよね。でも、絶チルでは、超能力以外の部分は意外なほど抑えめ。

超能力に関するものは、ECM(超能力対抗装置)やブラスター「エスパー・ハンター」といった架空の機器も出てきますが、それ以外ではほとんどが現実に即したものになっています。そのあたりは、未来予想図においても変わらない、ということでしょうか。

サイコキノでどっか〜ん!みたいな部分を際立たせながらも、一方では現実味を失わない配慮をしている。そのへんにも、絶チルの世界観、あるいは、込められたメッセージみたいなのが伺えるような気がして、興味深いトコじゃないかと思っています。

comments (0) : trackbacks (0) : 03:09

>>巫女みこ葵。

椎名センセ完成原稿速報が、更新されてますー。

>> 巫女さんフェチの元祖ってもしかして俺だったりする?
:週刊少年サンデー07/27号: 完成原稿速報・ブログ版

巫女さん萌えっていうのは、漫画とはまた別の流れのような気がしますけど、それは置いといて。

絶対可憐チルドレン・巫女な野上葵さん。サンデー27号では、葵が巫女さんになるみたいですねー。

「GS美神」での巫女さんは、当然おキヌちゃん。であるならば、「絶対可憐チルドレン」の世界で巫女さんになるのは、やっぱり葵なんだなー、共通点あるしなー、と深く納得したことでございました。

おわりー。

comments (2) : trackbacks (0) : 03:15

>>トロイメライ。

絶対可憐チルドレン「とっておきの日(4)」で、「とっておきの日」とはなんだったのかが明らかになりましたね。

この件については、4/28付「とっておきの日(1)」で予想していました。

普通に考えると、皆本がチルドレン担当になった一周年記念の日、でしょうか。また、未来図で出てきた「オルゴール」が渡された日、なのかもしれません。

あたりー。なんかください(誰が?)。


さて、皆本がプレゼントしたオルゴールに入ってる「トロイメライ」というのは、シューマンのピアノ曲「子供の情景」の第7曲目にあたる曲ですね。美しいメロディが印象的な小品です。

有名な曲ですが、MIDI化されたものを「クラシックMIDI ラインムジーク」で聴くことができますので、確認してみたい方はドゾー。

>> クラシックMIDI ラインムジーク
>> 子供の情景より「トロイメライ」op.15-7
(いきなり音が鳴るので注意)

リンク先の解説によると、「トロイメライ」というのはこんな意味。

“トロイメライ”とはドイツ語のトラウム(夢)から派生した語で、「夢みごこち」といった意味です。

全体をまとめる「子供の情景」というタイトルは、「ザ・チルドレン」にぴったりです。

ただ、「トロイメライ」というタイトルには、皆本の意図は別として、エスパーとノーマルの対立が「現実」であり、バベルでの日々は一遍の「夢」なのだ、という暗喩のような気もしなくもないような。

comments (2) : trackbacks (0) : 01:59

>>絶対可憐チルドレン・第9巻!

ちょっと出遅れてしまいましたが、出ました、絶対可憐チルドレン・第9巻! 椎名センセのBlogでも告知されてますね(本家サイトは8巻のままだけど)。

>> 単行本第九巻は本日発売です:
週刊少年サンデー07/26号: 完成原稿速報・ブログ版

絶対可憐チルドレン 9 (9)
絶対可憐チルドレン 9 (9)
著者: 椎名 高志
powered by a4t.jp

今回の表紙は、みんな大好きドクター賢木です。といっても、ハッキリ言って本巻ではさほど活躍してないような気も……。7巻あたりのほうが、よっぽど活躍してました。

とはいえ、その分(?)、オマケ漫画では大活躍。というか主役。素晴らしいいじられキャラですね、ドクターは。

また、恒例のカバー折り返し四コマには、澪さんが登場しています。本編でも出てくる「アホの子」っぷりが、なんとも愛おしいです。すぐにでも再登場してほしいですよねー。澪、カムバーック!


さて、ちょっと古い話になりますが、今年の1月に書いた「椎名高志、189日目の逆襲。」の中で、この単行本に収録された「スキャンダルの館(2)」について、ワタクシはある期待を込めて大注目していました。

具体的には、扉絵の一部分に。もっと具体的には、タイトル文字がハズされると、どうなってしまうのか!? よーするに、奈津子さんは「解禁!」されるのかっ!? ということですっ!!

その結果は、以下の通りとなりました。

雑誌掲載時 → 単行本掲載時

先生……信じてたのに……ボク、いい子にしてたのに……。

comments (5) : trackbacks (0) : 00:57
<< 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 >>