絶対可憐チルドレン・11巻、健闘中(と言っていいのか?)
いつも素晴らしいデータを公開されてる「更新拒否。」で、11月11〜17日分のトーハンでの漫画単行本のランキングが、50位まで公開されています。
ちゃんとしたデータはリンク先を見てくださいね。ここでは、小学館のコミックスを抜き出してみます。
- 14 絶対可憐チルドレン(11) 椎名高志
- 18 お茶にごす(2) 西森博之
- 24 美味しんぼ(100) 花吹アキラ
- 25 僕の初恋をキミに捧ぐ(9) 青木琴美
- 29 ワイルドライフ(24) 藤崎聖人
- 35 最強!あおい坂高校野球部(14) 田中モトユキ
- 44 名探偵コナン(59) 青島剛昌
なんと、ベスト10には小学館の作品は入りませんでした。きびしーっ!
つまり、同じトーハンのランキングでも、10位までしか公開してない「THE 21 なんでもランキング」には、「小学館」という文字は出てこないということです。きびしーっ!
>> コミックランキング | THE 21 なんでもランキング | お楽しみ | PHP研究所
まぁ、このサイト的には「絶対可憐チルドレン」が14位と、小学館としては最高位につけたことを喜ぶべきでしょうか。
一方、毎日新聞社「まんたんウェブ」内の「本の王子様」(11月21日分)によると、「まんが王八王子店」でのランキングでは、「絶対可憐チルドレン」は7位に食い込んでいます。やるじゃん!
>> 本の王子様:「のだめ」さすがの1位 ライトノベルは大混戦(まんたんウェブ) - 毎日jp(毎日新聞)
こちらでも、小学館からランク入りしたのは「絶チル」だけ。
ちなみに、11月発売のサンデー・コミックスは、以下の通り(ワイド版・新装版は除く)。
- 「GOLDEN AGE(6)」(寒川 一之)
- 「お茶にごす。(2)」(西森 博之)
- 「レンジマン(6)」(モリ タイシ)
- 「兄ふんじゃった(7)」(小笠原 真)
- 「魔王 ジュブナイルリミックス(1)」(伊坂 幸太郎/大須賀 めぐみ)
- 「魔王 ジュブナイルリミックス(2)」(伊坂 幸太郎/大須賀 めぐみ)
- 「マリと子犬の物語」(為永 ゆう)
- 「メテオド(2)」(四位 晴果)
- 「最強!あおい坂高校野球部(14)」(田中 モトユキ)
- 「絶対可憐チルドレン(11)」(椎名 高志)
- 「ワイルドライフ(24)」(藤崎 聖人)
確かに、ぶっちゃけ今月はやや弱いラインナップになってるとは思いましたけど。なんというか、「絶チルがんばってるなー」と思うべきか、「小学館やばいなー」と思うべきか、ファンとしては悩ましいトコかもですね。
とりあえず、「絶対可憐チルドレンの扱いを、も少しよくしてくださってもよろしくてよ?」と、ひかえめに主張しておくことにしましょうかw
Comments
「更新拒否。」さまのデータは有り難いですね (^^)
『絶チル』、中々の健闘ぶりだとは思います。
実感として、購買読者も徐々にですが増えてきている気もしています。
ただ、10巻の大台に乗った今、ここから更に一延びするのは中々大変そうだなぁ…って言うのも正直な気持ちです。
ココまで来ると、購買層はある程度固まってしまっているでしょうからねぇ…(溜息)。
作品評価自体は割と高いレベルで安定している感じですから、その上での現在のポジションを思うと中々悩ましいです。
初動でトーハン10位内には何とか食い込んで欲しいところですが…。
この状況下で更にワンランク上げるには、もう外部からのプッシュ企画が必要に思えますね、実際。
それこそアニメ化でもあれば一つの大きなキッカケにはなるのでしょうけど…それも含めて、編集部サイドは何らかのアクションを見せて欲しいものです。
でも、そういう企画力って今のサンデーは貧弱だから、あまり期待出来ないんですよねぇ…<溜息<溜息
編集とマンガ家さんの共同作業として作品が作られ(だからこそ、コミックスの奥付にも編集者名を入れる様にしたのでしょうに)、そうして預かったその作品のセールスを伸ばすのは編集サイドの責任だと思うんですけどね…なのに、売上不振や不人気のツケは結局、マンガ家さんだけに「打ち切り」って形で責任を負わす現在のシステムには一言言いたい事もありますよ…。
すいません、ちょっとグチ入りました… (^^;;;;
シンクロニシティなのかどうかわかりませんが、
私も、もういっちょテコ入れ(とかいうと子供化みたいな不吉なモノを
連想せずにはいられないけどw)欲しいなーみたいなことは思ってました。
絶チルって、読んだことない人が、いきなり10巻あたりを手に取っても、
けっこうワケワカランかもしれませんしね。
本来は、4コマがそういう目的だったハズですよね。
椎名センセも、そんなことを書かれてましたし。
http://cnanews.asablo.jp/blog/2007/09/12/1792638
でも、結果的には完全に「ひとつの読み物として」面白くなってしまってますw
なんちゅーか、混ぜっ返したりしてるだけのような。
まぁ、各キャラの違う面がのぞけたりして、それはそれですごくおもしろいんだけど、
おもしろがってるのって、結局、いつもの読者のような気がしたりしてね。
それが、本来の目的を離れてしまった、ということなのかとか言うと、
必ずしもそうではない気もするんだけど……うーん、ちょっと悩ましい。
まぁ、そのへんに椎名センセの作家性というかスタイルというか
あるいは、信念みたいな言い方をしてもいいのかもしれないけど、
ある側面がうかがえる気がして、興味深くもあったりしますけど。
なんちゅーか、まぁ、スリリングな作品ではありますよね(強引なまとめw)。