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サスケ部屋mk2

――だらだらお絵描き。
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>>葵まつり。

絶対可憐チルドレン・浴衣の葵こないだは結局、ボニーとクライドのことしか書いてないので(葵ママの絵も描いたけど)、葵のことも書いておきますね。だって、葵祭だし(ホントは、葵祭は5月のはずなんですけどw)。
てゆか、言いたいこといっぱいなんです!(笑)

あーもー、葵はかわいいなー!(←まとめれば、これで終わり)
●葵の家庭は普通だった。

他のチルドレンに比べて、葵の家庭環境はかなり違いますね。

薫の母や姉は芸能人で、しかも、娘の超能力に腰が引けてる部分があります。紫穂の父は警察庁長官で、しかも、娘の超能力を捜査に利用したりします。つまり、比較的特殊な家庭環境で、しかも、その関係には超能力が大きく影を落としている感じ(その是非はともかく)。

加えて、葵にも「ウチ、最初、バベルに売られたんかと思たわ!」という台詞がありましたから、それ相応の家庭環境かと思ってました。でも、意外や実際に出てきた野上家はちょっと違ったですね。

母親は普通の主婦っぽいし、父親はそそっかしくて子煩悩な感じ、弟はやんちゃでシスコンっぽい。ありふれた、でも素敵な家庭って感じです。

他のチルドレンと比べて(比較的)常識人っぽい葵を思えば、納得する感じもありますけど、意外な感じはしたなぁ。


●世話女房・葵。

冒頭で、葵が皆本のネクタイを直すシーンがすばらしいですねー。
背が足りなくてベンチに乗っかってるのが、実にかわいいです。「あ…ああ…」とか言ってうろたえ気味の皆本も、かわいいですけど(笑)。

ふだんは、世話する皆本に世話されるチルドレンという構図ですから、世話を焼く葵は新鮮な感じがします。もちろん、「お父はんとお母はんも、ウチらのこと認めてくれるわ」というネタ(?)への前振りなんだけど、薫や紫穂には出せない味わいがありますね。

あと、ケンと皆本が任務に向かおうとすると、葵が「ウチ、手伝うで?」と言いますよね。薫だったら「連れてけー!」とか言いそうなところです。

ここで「手伝う」という台詞が出るところが、葵というキャラクターを端的に示してると思います。あーもー、ええ娘やなー。

※おまけ
この「背が足りなくて台に乗ってる」という構図は、「[有] 椎名百貨店」収録の「ポケットナイト」でも描かれてますよね。台に乗って台所仕事をこなすあゆみちゃんは、すごく健気で愛らしい。今読み返しても「ポケットナイト」は名作です。「サスケ」も出てくるしね!(笑)


●年上のチルドレン。

ふだんと違うといえば、弟のユウキ君に懐かれたり叱ったりする葵、という図もなかなかです。
わずか10歳、しかもバベルという組織に属してるだけに、年上の人とのやりとりばかりになりがちなチルドレンが、こうして下の子と関わるのは新鮮です。

1巻で薫が「ちっちゃい命を守る」と言ってたシーンを、ちょっと思い出したりしました。あれもカッコよかったですよねー。


●ハニー。

20歳の男性が10歳の幼女に手を出すことの是非はさておき(笑)、ここまでのストーリーの構造的に考えれば、「皆本の相手は、最終的には薫で鉄板」という感じではあると思ってるんです。でないと、いろいろ破綻しちゃうと思うし。

でも、ここへきて急激に葵がかわいくなってきました。「ハニー」と呼んじゃったりして。「もーっ、皆本はんのイジワルー!!」って、ぽかぽかしちゃったりして。あーもー、たまらんっっっ!!!

……って、これは素晴らしいことだけど、一面、ちょっとこわいことでもある……かも?

煩悩魔人の相手は金欲女王かボケボケ巫女で鉄板、と思われた世界に舞い降りた、あの蛍の化身を思わせなくもない……ことない?



最後がちょっとアレだけど、とりあえずこれで終わりです。
あとは、ボニーとクライドにびくびくしつつ、次の水曜日を待つことにいたします。
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