金庫からの脱出法(絶チル・展開予測)。
絶対可憐チルドレン「74th sense. マジック・ガールズ(1)」で、「普通の人々」の謀略にかかり、ECM(超能力対抗装置)が効いた金庫に閉じ込められた、「ザ・チルドレン」と「パンドラ」の面々。
空気が抜かれはじめ、週末のために数日は金庫も開かず、また、超能力も使えないという、まさに絶体絶命の状況です。とても心配ですね。
そこで、不安解消のため、脱出方法を模索してみました。
大変な状況のように見えますが、ECMによって危機に陥るのは、実は初めてではありません。そのあたりから、可能性を探ってみましょう。
単行本第2巻収録「普通の敵」で、同じく「普通の人々」の謀略によって超能力が使えなくなり、あげく、もう少しのところで、皆本に銃弾が当たりそうになります。大ピンチです。が、その皆本の危機を見たことで、キレた薫が、ECMを振り切るパワーを発揮します。
すばらしい! まさに、愛のなせる技ですね!
もうひとつ思い出したいのが、第3巻収録「美しき獲物たち」、「ザ・ハウンド」初登場の話です。
このとき、理性を失って「アレ(皆本)ハ、私ノモノダ!」という初音に対し、薫は「皆本は、あたしのモンだ――!」とすごいパワーを発揮します。
す、すばらしい! まさに、愛のなせる技ですね!(2号)
と、以上をふまえて、今回のメンバーに注目すると……いますね、キー・パーソンが!
椎名先生のサイトにある「完成原稿速報070201」を見ると、次号のマッスルさんは、不適な表情で手錠のはまった手を差し出しています。これはおそらく、「私に考えがあるわ。手錠をはずしなさい」ということでしょう。その考えとは……。
これです。間違いない! 考えようによっては、「普通の人々」の拷問より、はるかにつらい責め苦になるはず。いっそ殺して! となるのも、容易に予想できます。もちろん、薫の独占欲も十二分に刺激できるでしょう。
というわけで、皆本のピンチに薫大暴走。ついでに、ECMも(ついでに扉ごと)破壊。つまり、マッスルさんの少年誌の限界に挑んだ機知によって、無事脱出するという作戦です。めでたしめでたし。
……あ、当たりですか?
ただし、この作戦には重大な弱点があります。
薫の暴走がちょっとでも遅れると、ハードゲイの秘術(だから、どんな?)にハマった皆本が、パンドラに寝返ってしまうかもしれません。まさに諸刃の剣。慎重な運用が期待されるところであります。
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